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春節の四川省の農村へ行って来ました。2007年2月20日~2月27日 8

小Xの故郷のあたりではバイクが重要な足。ノーヘル、2人、3人乗りは当たり前。谷に落ちたらおさらば(爆)な狭い山道もこの状態で走る。
この街にはバイクに箱をくっつけて乗客(だいたい4人が限度)を乗せるタクシーがある。確か楽山大仏では自転車に箱をくっつけたものが走っていた。それよりは当然馬力はある。
小Xの住む村(富春村)へは成都から長距離バスを使うのが1番便利。汽車だと漢源駅からまたバスや車を乗り継いで2、3時間も移動しなければならない。成都を少し過ぎると後はずっと山道。狭い道をバスは器用に走る。結構飛ばしているのかも知れないがそんなに危険な感じはしなかった。ダンプカーや別のバスとすれ違う時も実にうまい具合に通る。

このあたりの農民は背中に逆三角形のかごを背負って田に出る。このかごに収穫物を入れる。街に売りに行くときもやはりこのかごを背負う。

日本でも以前は毎日風呂に入ったりはしなかったと思う。それでも夏にここを訪れたときには毎日シャワーを浴びたが(湯船はない)今回シャワーを浴びたのは1回だけ。後の日はたらいにお湯を張って顔を洗った。足は足で足用のたらいにお湯を張って洗う。タオルも顔用と足用に分けてある。毎日シャワーを浴びられなくてもこのようにたらいを使えば対して気にならない。ただ、私としてはお尻も毎日行水したかった。おしぼりティッシュをたくさん持っていたので、気になる時にそれで拭いた。これは登山していた頃からの習慣。シャワーを浴びれなくてもおしぼりティッシュがあればかなり快適。幸い中国のおしぼりティッシュは大判で厚手で使いやすいものが多い。

髪は夏に来たときには街の床屋に行って洗ってもらった。今回は自分で洗ったがそれも1回だけ。夜シャワーを浴びる時にいっしょに洗うと寒くて風邪を引く可能性があるので、昼間に洗髪した。ここのシャワーで洗髪するのは少し不便だ。また整髪剤の類をまったく持っていかなかったので、髪はだいたいヘアバンドで束ねておいた。

日焼け止めはしっかり持っていったのだが塗るのを忘れてしまい、結果かなり日焼けしてしまった。今は顔を洗うたびにぼろぼろ皮が剥けている状態。悲惨。エステ行かなきゃ(笑)もっとももしずっと農村に暮らすようになれば、日焼けなど気にならなくなるのかも知れない。

正月だったので小Xの姪っ子でもうすぐ3歳になるMQに紅包(お年玉)を渡す。200元。お父さんとお母さんにも100元ずつ紅包を渡した。この紅包の額と誰に渡すかは北京人の中文老師の意見を参考にした。他の人にも聞いてみたが金額も20元ぐらいでいいとか、意見はまちまち。まあ、日本でも地域や個人個人の価値観によって随分差が出るものだ。とりあえず、四川の習慣とかけ離れていた場合は

「ガイジンだから許してね~。」

ってことで(笑)紅包はバス停に迎えに来てくれた小Xの幼なじみのMWと小Xにも10元ずつ渡した。他に誕生日を迎えたばかりの小Xにはイアリング(折鶴を加工した日本っぽいもの)をプレゼント。お兄さんとお嫁さんには香港に行った時のお土産の小さいコロンを。

「農村では使う人いないよ~。」

と小Xは言っていた。確かに私もそう思う。ただ、自分では買わなくても、そして使わなくても、もらうとうれしいかも知れない、そんな気持ちでそのコロンはプレゼントした。瓶もきれいで見ているだけでもいいし、時々瓶を空けてそっと香りを楽しむことも出来る。

お土産は他にエプロンを2枚持っていった。これは小Xに頼まれていたもの。祈福新邨で他にはないようなきれいな色のエプロンを探す事が出来た。小Xもお嫁さんも喜んでくれた。

春節の四川省の農村は桜の花や桃の花が真っ盛り!そして暖かく迎えてくれる家族たち。まさに阿牛の歌「桃花朶朶開」の世界そのものだった!春節の四川省の農村へ行って来ました。2007年2月20日~2月27日 8_c0058315_12384361.jpg
by xiaotanrichie | 2007-03-01 13:43 | 旅行
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